カズのゴールに感じた喜びと不安

 横浜FC三浦カズ選手がゴールを決めて、新聞も専門紙も二部の下位対決にも関わらず特集記事を書いています。
 43歳にしてなお衰えぬ情熱は単純に凄いと思いますし、できれば今年中に更なる記録更新と久しぶりにダンスを見たいところです。
 しかし、そこに不安も同時に感じてしまいました。Jリーグが始まって18年。結果的に「キング・カズ」を越えるスターが生まれなかった事にです。
 中田ヒデ氏も中村俊輔選手もおそらく本田選手もカズ以上のスターにはなれないでしょう。
 未だに43歳、しかも二部の選手がリーグの象徴というのは少しおかしいような気がします。
 カズ選手にはとことん現役を追求して欲しい。でも彼が引退するときには新しい象徴が生まれていなければいけないと感じています。