見えたくなかった

 最近はよく眠れます。どんなに頑張っても眠れなかった一時期に比べれば体調は雲泥の差があります。
 しかし、体調が良くなると今まで自分のことで精一杯だったため、見えていなかったものがどんどん見えてきました。
 両親は仕事に行って帰るだけの私をあまり快く思っていないどころか、私の仕事そのものに不快感を持っていること。
 仕事の上司はマナーも仕事も出来ない私を戦力としてみなしていないこと。
 いつの間にか私の周りには自分の胸の内を明かせるような友人がいなくなってしまったこと。
 私には彼女が出来る可能性が限りなく0%だということ。
 やはり、自分には生きている価値がないということ。
 そして気付いた時には既に手遅れだったということ。
 こんな私は生きていても仕方がないですよね。悲しいことに死ぬ勇気もないわけで。