「死んだらどうする!」じゃない。「どうしようもないから死ぬ」んだ

 大学卒業して、就職した企業(今もそこで働いているのですが)の入社式で私の二倍くらいの年齢の大先輩が緊張でがちがちの私に親心で言った一言が、「大丈夫!失敗しても命まで獲られるわけじゃないんだから!」
 あれから、早いものでもうすぐ四年になりますが、「いっそ命を獲られた方がまだまし」な毎日は全く終わりが見えません。もちろん、大先輩には何一つ責任は無いのですけれど。
 「お金がある不幸とお金がない不幸の二つを比べたらお金がない不幸の方が不幸だ」というように「仕事のある不幸と仕事のない不幸を比べたら仕事のない不幸の方が不幸」なのでしょうか。
 いつか私も大先輩のように開き直れる日が来るのでしょうか。もちろんそんな日が来る前に墓の中かもしれません。
 でも、『今日は』死なないでおきます。自殺はいつでも出来るのだから今日じゃなくても構わないのですから。