今年もJリーグが始まります。
ですが、盛り上がっているのは一部のマニア層だけで、実はファンの新規開拓が上手くいっていない、とも言われています。また私もそれに対しては同感の部分もあります。
しかし、「チームが多すぎる」という意見はどうでしょうか。
確かにJリーグは現在二部を含めると36チーム。将来的にはJ1が18チーム、J2は22チーム制にして、その後はアマチュア混合のJFL(実質3部)との昇格・降格による入れ換えが実施されるとのこと。
数字上は確かに多いかもしれません。しかし、チームが「成績に関わらず観客が動員され、選手・スタッフにプロらしい給料を出し、チームの経営は黒字で債務超過チームは0。地域貢献も積極的」なチームならばいくら増えても問題はないのではないでしょうか。
もちろん、実際はそうではないチームが多いから問題なのですが。
代表との兼ね合い、一部を除いて儲けの無いチーム。選手の低収入、若手選手の解雇と絵を書けない引退後のセカンドキャリア。興行的にも強化的にも意味の乏しい試合による過密日程。問題は山積みです。
Jリーグが開幕して17年。横浜フリューゲルスがマリノスと合併と言う名の消滅をして、身の竹経営に舵を切って11年目。そろそろJリーグは本当に第三の変革が必要な時期に差し掛かっているのでしょう。