ちょっとなんで?

 今日は、公務員の試験を受けてきました。もともと受ける気なんか全くに近いレベルでなく、週末の仕事のしょぼさでコンディションも最悪だったため、手を抜きまくりで、マークシートに適当に色を着けて、逃げるように退室しました。
 受ける気のない人間が受けてはいけませんよね。それはこれに人生懸けている人たちに物凄く失礼な気がしました。

 上と下は切り離して読んでください

 「SUPER HCM-Pro RX-78-2 ガンダム」を購入しました。
 ホビー雑誌などでの紹介記事・写真はあまりにも凄すぎる出来で実際に買ってみると噂に違わぬ出来で、「これは完璧な出来。値段に見合う価値がある。」と書く予定でした。
 確かに素晴らしい出来です。普通のHCM-Pro(1/200)から1/144にすることで既存では不可能だった、各関節の稼動・ハッチオープン・色物武器(ビームジャベリン・ガンダムハンマー・ハイパーハンマー)の追加・コアブロックシステムの再現・シールドの裏にビームライフルを取り付け可能・背面部分のバズーカラッチと極めて「ガンダム」に近づいていました。
 しかし、レベルが高いからこそ画竜点睛を欠く部分が目立ってしまいます。
 最も気になったのはここまでハッチオープンを可能にしたにもかかわらず、股部の冷却材散布システムが開かないということです(これだけ読むと変な意味に取られてしまう可能性はありますが、こう書くしかない)。冷却材は作品のキーの一つになるくらい大切なシーン。どうしてここのギミックを抜いてしまったのでしょうか。
 また、これは私の問題もあるのですが、手に武装が装着しづらく、ぽろぽろ落ちたり、バズーカの背面取り付けを少し適当に扱ったら取り付け用のでっぱりが壊れてしまったり(つまり私はもう壊したってこと)、コアファイターが取れなかったりと、動かす上での不備がちょっと気になります。私だけかもしれませんが。
 もちろん、これは現時点での非組み立てガンプラの決定版であることは間違いありません。サイズの巨大化によって、F91やヴィクトリーといった小型モビルスーツZZガンダムのような複雑な変形合体システムを持つモビルスーツなども今後発売することもできるでしょう。
 ただ、値段が張る以上、主役機(所謂「ガンダム」)やライバル機(「シャア専用」など)、主力量産機(ザク・グフ・ドム・ゲルルグ・ジム等)に限られてしまうでしょう。とりあえず次は秋から放送の新作ガンダム00の主役機・ガンダムエクシアが発売すると思います。
 とにかくいきなり壊してしまった自分にがっくりです。