夏休みとは無為に過ごすものだ 第5話

 なんであれ余所行きのやり方ではやはり余所行きの結果しか出ないのですよ。
 
 6日間という異例の長期だったこの休み、結局「いつも通り」の休日としてしか過ごすことができないのです。それはやっぱり「余所行き」の休みをやろうとし過ぎていたのではないのでしょうか。溜まったアニメを見ようと思っても、今まで1年以上見なかったものを休みになったからといってできるわけではありません。むしろ、いつも通りの休日をしようとした方が良かったのではないのでしょうか。

 ということにわかったとしても、私は一体どうすればよいのでしょうか。究極的に言えば、仕事と休みを完全に分離して「余所行き」の休みを「通常」の休みにすることです。しかし、オートマティズムであれ、メカニズモであれ、体が自由に反応する、という段階まで持っていくのは大変ですよね(なんのこっちゃ)。