サッカーで、「神様」といえばブラジルのペレのこと。ジーコは日本では神様だけど正確には白いペレと言われています。
「将軍」といえばフランスのプラティニとジダン。「ナポレオン」を日本語訳にして「将軍」としたものですが、名訳だと思います。
「皇帝」といえばドイツのベッケンバウアー・マテウス。今だったらバラック。
「空飛ぶオランダ人」といえばオランダのクライフ。強引に日本語訳するのならば「翼人」といったところでしょうか(アニメじゃん)。
アルゼンチンのマラドーナは「王様」というので良いのでしょうか。アルゼンチンが78年のWカップで優勝した時には「闘牛士」ケンペスがエースだったのですが、なぜかマラドーナを「闘牛士」とは呼ばれませんよね。
このようにサッカーの有名選手は大体、異名というか二つ名を持っています(そうかな?)。
しかし、日本人選手にそういったものを持っている選手はいないような気がします。例えば世代・プレースタイルが変わったとしてもこの名前は日本人選手と言われるような名前が。
テレビ局が「日本の○○(海外の有名選手)」などを無理やり付けていますが、やはりそういった名前はもっと簡素で覚えやすい物、かつ今までなかった名前でなければならないと思います。どうもテレビ局の付けた名前は長いというか、わかりにくいというかセンスが無いというか。
とはいえ、神様・王様・将軍・皇帝はおろか、妖精・悪魔・魔術師と言われているプレーヤーはこの世にゴマンといます。こういったところがもう使われているので、付けるのは大変ですよね。「侍」?うーむ。その名前にふさわしい日本選手はいるのでしょうか・・・