みんなどうしてるんだろ?

 時々夕方・夜のニュースで秋葉原系のオタクについてドキュメンタリー風味に報じることがあります。もちろんその内容は「いい歳こいていかがなものか」といったものがほとんどですが。
 それを見ていて私は「いいなあ、こんなに素晴らしいコレクションを集めてしかも思う存分眺められて」と思うのですが、同時にこうも思います。「地震が起きたらどうするのだろう?」

 今年の2月何日かの深夜、関東地方に震度5の地震が起きました。かなり強い地震で相当ゆれたのですがとりあえず自分も家も家具も無事でした。しかしもしも机の上にガンプラ装着変身などを置いていたらどうなっていたことか。
 ガンプラ装着変身でなくても例えば食器や陶器集め、鉄道模型を置いていたりドールハウスを製作するのが趣味の人はもしも震度6〜7の大地震が起きたらどうするのでしょうか。もちろんそうなったらまず生活が大きく変わってしまい趣味どころではないのかもしれません。
 
 オタクはよく「欲しいものは3つ買います。1つは使用用。1つは観賞用。1つは保存用です。」と言いますが、そのような日常における磨耗ばかりに目を奪われているととんでもない落とし穴が待っているように思えてならないのです。