相手が少し強くなると・・・

 サッカー 国際親善試合 日本U-22代表対コロンビアU-22代表(0-2)
 怪我人以外はベストメンバーを揃えたサッカー東京五輪代表。ですが、強い相手と試合をしたらほとんど勝負になりませんでした。
 前半はチャンスを作れないまでも、まだ何とかなっていたのですが、後半からは相手の素早いプレスでパスミスの連発と3バックの脇にスルーパスを入れられてDFラインがズルズルと下がり、とにかく苦しい試合に。
 0-2になった後に4バックに変えたのですが、流石に遅い交代とフォーメーション変更でした。ですが、3バックから4バックに変えて選手の距離感がかなり良くなったため、今からでも4バックでチーム作りをした方が良いでしょう。
 海外組が増えていますが、劣勢時に攻守で気の利いたプレーを行える選手が正直少ない。久保選手は確かにずば抜けたプレーをするのですが、実は彼は2001年生まれなので東京世代ではなくその次のパリ世代なのですよね。年齢は関係ないと言う人もいますが、飛び級選手に全てを任せるのはちょっと悲しい。
 チームとして集まる時間が少なく、海外組も多い。五輪でメダルを取れるほどチームを作り込める時間は無いでしょう。五輪では怪我人が全員治って完全なベストメンバーを組め、良いコンディションで挑むしか活路はありません。
 繰り返しになりますが、3バックは早めに放棄して4バックでチーム作りを。センターバックの選手が多いのはわかりますが、日本の生命線であるコンパクトな守備が出来ていません。