安心のリーグ501勝目

 2019年 J1リーグ 第19節 ベガルタ仙台鹿島アントラーズ(0-4)
 アントラーズの完勝でした。
 アントラーズベガルタもフォーメーションは4-4-2。守備のブロックの作り方もパスの回し方もそっくりです。今のベガルタの基盤を作った前監督の手倉森氏はアントラーズのコーチをしていたので、当然といえは当然ですが。
 ベガルタはミラーゲームに持ち込み、スコアレスの時間を長くして相手が前に出た所の裏を取りたかったのでしょう。ですが、今日はアントラーズセルジーニョが絶好調過ぎでした。また、アントラーズのCBやボランチから出す対角線上の長いサイドチェンジのパスに上手くマークが付いて行けませんでした。
 今日もアントラーズは安定のアントラーズでJ1通算501勝目。怪我人続出、主力のヨーロッパ移籍で選手層が薄くなっているはずなのにこのレベルのサッカー。夏のマーケットの補強次第ではリーグ優勝も手が届く場所にあると思います。
 ベガルタはとにかく切り替え。こういった試合は1年の中では必ずあります。その次の試合をどうするのかが重要になります。またこの試合を最後に日本代表のGKシュミットダニエルがヨーロッパ移籍。緊急で代わりの選手を獲得したのですが、切り替えの試合でキーパーチェンジが吉と出るか凶と出るか。一歩間違えると再び残留争いに巻き込まれる可能性があります。