2019年冬アニメ感想

 アニメ ブギーポップは笑わない

 放送2019/01〜2019/03 全18話 評価6.0(10点満点6点が及第点)
 ライトノベルの歴史を変えた伝説のシリーズのアニメ化。2000年に一度アニメ化しているのですが、その際は外伝の様な作りでした。今回は原作準拠。ですが、これならば2クールでしっかりアニメ化して欲しかったですね。
 何より第1巻、「ブギーポップは笑わない」編をアニメでは3話で無理やり終わらせたのがマズかった。特に小説1巻の4話をばっさりカットしたのが。この話をやらないと5巻の「歪曲王」編に上手く繋がらないのです。アニメでは無理やり繋げていましたが・・・
 また、6巻の「夜明けのブギーポップ」編をスペシャルとして4話一挙放送をやるのならば、2クールの枠を取ってこれまたばっさりカットされた4巻の「パンドラ」編もやって欲しかった。
 しかし、去年のキノの旅、今期のブギーポップどろろ、2019年4月からのフルーツバスケットなど、最近は昔の作品の続編・リメイク・リブート系ばかりやっている気がします。

 アニメ 五等分の花嫁
 放送2019/01〜2019/03 全12話 評価6.0(10点満点6点が及第点)
 週刊少年マガジンに連載している作品のアニメ化ですが、原作の連載は2017年8月からなのですよね。アニメ化までに1年半掛かっていないというスピードでした。
 内容は極めて普通の週間少年漫画誌のハーレムラブコメ。冷静に考えると、季節感がおかしい(劇中は9月〜11月半ば。9月に花火大会はまだわかりますが、11月半ばの林間学校で肝試しは・・・)ですし、話の展開も正直かなり雑、何より作画が相当酷い。一部の回では他社に協力してもらい、その回の作画は極めて良いため、通常回は余計に酷いと感じます。
 しかし、そんなマイナスを弾き返すかの様な魅力的な五つ子姉妹。2010年代を代表するアイドル声優が好演。声優の声を聴きたいが故にアニメを見る、いわゆる声優アニメとしては及第点の出来でしょう。
 ブルーレイの売り上げも好調。二期放送は間違いないでしょう。イベントも案の定プラチナチケットになってしまいました。が、プレイガイド系サイトを見れば何と映画館でのライブビューイングを開催。行きますよ、そりゃ行くって。
 で、私の予想ですが花嫁は五月。二乃、三玖、四葉は無い。一花と五月ならば、一番始めに会ったというのが最後のアドバンテージになると思います。

 アニメ エガオノダイカ 
 放送2019/01〜2019/03 全12話 評価4.5(10点満点6点が及第点)
 日本アニメーション会社の名門中の名門、タツノコプロの55周年記念作品はとんでもないゴミアニメになってしまいました。
 ロボットアニメとして重要な設定自体は悪くありません、どころか極めて良く出来ています。しかし、その足を引っ張る雑なストーリー展開には閉口せざるを得ません。そして、信じられない様な作画崩壊。予算に恵まれなかったのがありありとわかります。55周年記念作品なのに。
 ゴミアニメとして切って捨てる事は簡単です。だけど、捨てきれない魅力があるのもまた事実です。上手く調理すればいくらでも面白く出来る設定だったのに、何故こうなってしまったのか。
 最後に、中盤で帝国の負傷兵を乗せて本国に戻るトラックが攻撃される、というシーンがあったのですが、どの陣営の攻撃だったのか最後まで説明がありませんでした。これだけは明らかにしてください。