駄目な方のバルセロナのコピー

 2018年 J1リーグ 第29節 ヴィッセル神戸V・ファーレン長崎(1-1)
 ヴィッセルがボールをキープして攻めてファーレンがカウンターで攻める予想通りの展開。
 ヴィッセルグアルディオラ時代のバルセロナを模倣しようとしているのはわかるのですが、これが駄目なコピーになっているのですよね。ボールをキープしても崩しきれないでカウンターを受ける事の繰り返し。
 せっかくネルシーニョ、吉田監督の元で守ってカウンターのサッカーが出来てきて、これから時間をかけてパスサッカーに移行する道筋が経ったのに、それを放り投げる様な監督人事は正直どうかと思います。現在のサッカーもはっきり言ってウェリントンのパワー頼みで、それならばシンプルなサッカーにするべきでしょう。
 ファーレンは降格はほぼ確定ですが、一年目でここまで戦えたのは大きかった、となるのかどうかはこれからどんな積み上げをして行くかにかかっています。