2018年春アニメ感想

 アニメ カードキャプターさくら クリアカード編

 放送2018/01〜2018/06 全22話 評価9.0(10点満点6点が及第点)
 私の人生を大きく変えたカードキャプターさくらの待望の新作。
 NHKがふんだんに投入した予算と原作者による隙のない脚本は旧シリーズ通りでこれで面白くない訳がない。今までのシリーズを見ておくのが条件ですが、全てにおいて最高峰のアニメです。
 ストーリーはいくつかの伏線を残したまま打ち止め。浅香守生監督はこれから「ちはやふる3」の製作に入るので、第2期はしばらく後に。ちはやふる3も楽しみですが、早く続きを見せて欲しいです。
 しかし、これだけの予算と手間暇を掛けたアニメでも作画崩壊(寸前)が起こるのですね。旧シリーズにも作画崩壊(寸前)はありましたが、今回もありました。特に13話〜16話の苺鈴編は顕著だったと思います。
 
 放送2018/04〜2018/06 全12話 評価7.0(10点満点6点が及第点)
 自衛隊で事務系の仕事をしていた主人公ひそねが、国が一般市民から隠蔽している守り神のドラゴンのパイロットに選ばれるというありえないシュチュエーションから始まるこのアニメ。
 主人公が自分の相棒となるドラゴンや2人(1人と1匹?)を支えるスタッフとの触れ合いで成長していく物語と思いきや、脚本が岡田麿里さんだけあって一筋縄では行きません。
 この作品の本当のテーマは「暴走する組織」でした。目的のためならパワハラ・セクハラは当たり前。後半にあった人事権をチラつかせた脅迫は恐怖以外の何者でもありませんでした。自衛隊に相当協力してもらっているにも関わらず、この脚本。勇気があると言うか何と言うか・・・
 ひそねのCVは久野美咲さん。今まではその独特の声を活かして幼児や妹系のキャラクターを主に演じていましたが、今回は珍しい成人女性の役。
 冷静に見るとひそねは相当なクズなのですが、クズな部分ですら魅力的に見えるのは間違いなく久野さんの演技の賜物。
 ただ、EDテーマを主要キャスト持ち回りで歌うならば男性陣が歌う回があっても良かったかな、と思います。