アントラーズやマリノスが下位に低迷するJリーグはつまらない

 2018年 J1リーグ 第11節 横浜F・マリノス鹿島アントラーズ(3-0)
 下位に低迷するマリノスアントラーズ。名門チームが揃ってこの順位ではJリーグは面白くありません。
 マリノスは今年からポステコグルー監督を招聘してハイプレス・ポゼッション戦術にフルモデルチェンジ。ですがなかなか勝ち点を積み上げられません。
 ラインを極端に上げてプレスをかけ続け、奪ったら丁寧にパスを回すやり方は確かに完璧に出来れば非常に面白いサッカーになるでしょう。完璧に出来さえすれば。ですが、現時点ではあまりにも夢を見過ぎとしか言わざるを得ません。今日は3得点で快勝でしたが攻撃時にイージーミスからボールを奪われるシーンが多すぎる。これでは超攻撃的サッカーは成立しません。
 今までの堅守速攻だけではリーグ優勝は夢のまた夢。更に予算削減で有力選手の保持が難しいマリノスならば思い切ったチームの作り直しをしても良いのですが、それにしてもやり過ぎです。
 アントラーズはちょっと守備も攻撃も迫力がありません。守備ではあっさりやられ過ぎ。攻撃もマリノスの裏は取れるのですがシュートミスが目立ち、ポゼッション攻撃時にも右サイドバック内田の攻撃参加くらいしか決め手がありませんでした。
 アントラーズは完全にチームが行き詰まり。植田や鈴木など海外からの引きのある選手は今年の夏にはさっさと行くべきだと思います。
 マリノスはルーキーの山田(今年19歳、東京五輪時に21歳)が右サイドバックで好プレー。ユース時代はボランチやトップ下だったらしいのですが、アントラーズ相手にこれだけ出来るならば積極的に起用した方が良いでしょう。