好ゲームだけど、後半に荒れたのは・・・

 2018年 J1リーグ 第8節 ベガルタ仙台川崎フロンターレ(0-0)
 過密日程の続くJ1リーグ。しかし今日の試合は攻守にわたって見応えのある好ゲームになりました。
 ベガルタが去年から導入している3バックの機能性が高く、状況に応じて3-1-4-2、3-4-2-1、4-4-2(3バックが左右にスライドしてウイングバックがDFラインに入る)と変形しながらプレスをかけるベガルタフロンターレは大苦戦。
 ベガルタがボールを回しフロンターレがカウンターという本来ならば逆の試合展開の中、中盤での激しい潰し合いが延々と続きます。シュートは少なかったのですが、ボールの奪い合いは見応え抜群。
 怪我人続出のベガルタ。その中で3バックの中心に3年目の常田がリーグ初出場。しかし本当に初出場なのか、と思えるくらいの安定度の高さ。こんな選手が今まで出ていないのは一体どういう事なのか。
 フロンターレは運動量がなかなか増えずカウンター主体のサッカーでしたが、シュートが2本(3本?)もポストに当たっていたら勝てるものも勝てません。
 引き分けで何とか2位キープしたベガルタ。本気で優勝を目指すのならばここで離される訳にはいきません。
 好ゲームでしたが、後半の半ばからクリーンではないぶつかり合いが増えたのが気がかり。誰も怪我をしていない事を祈ります。