魔法使いの嫁の最終回先行上映会で原作は新章発表

 魔法使いの嫁 最終話先行上映会 新宿ピカデリー
 アニメ魔法使いの嫁の最終回の先行上映会に行って来ました。といってもこれを書いている時にはMXで放送されているのですが。
 イベントは18時にスタート。チセ役の種崎敦美さんとエリアス役の竹内良太さんが登壇。種崎さんがいきなり「平日の金曜夜に・・・皆さん、仕事は・・・休んだのですか・・・」から始まりました。
 まほ嫁のイベントは今回で何と32回目。ここまでやると歯磨きと同じで日常と種崎さんのボケが炸裂します。
 ・好きなエピソードについて(ここからは敬称略で)
 竹内「好きなエピソードは1話。エリアスがチセをお金で買うという残酷さと心を開かないチセは正に原点」
 種崎「22話ですね。苦しみを知らない幼少期のチセは楽しい事を楽しいと自然に演じられて一番やりやすかった。Bパートは短かった事もあるけれどリテイク無しの一発OK。ヨセフ役の村瀬歩さんも始めての経験だった。自分が思っている事と演技が完全に一致して言葉を発するのにせき止める物が無かった」
 竹内「エリアスを演じるのはいつも難しい。チセの呼び方一つ取っても気持ちの乗せ方が難しい。23話のOPのシーンは特に苦労した」
 ここで23話の上映になりました。
 23話の上映後、再びトークコーナーに。
 竹内「最終話のアフレコは構える事なく普通に終わった。最終回では無かった感じ。更にアフレコ後に直ぐにコミックナタリーのインタビューがあったので余計に最終話感が無かった」
 種崎「エリアスはちびになったり暴走したりうさんくさくなったりチセの顔をコピーしたりといろいろしてますが、どう演じ分けていますか?」
 竹内「エリアスはちび以外はいつも平行。エリアスは感情が上手く出せないから形態が変わってもなんで変身したのか自分でも良く解らない、ちびエリアスについては一生懸命頑張りました」
 ここで24話先行上映。最終回はもう放送もされていますが、極めてシンプルなエンディング。大体ハッピーエンドに収まりました。
 最後のトークコーナーでは長沼監督も飛び入り参加・・・なのですが、スロウスタートの万年さんみたいなスウェット姿で現れるのはどうなのですか、監督・・・
 監督「今日放送にも関わらず、最終回が完成したのは何と昨日の朝。最終回アフレコの後にキャストに花束を渡している時は完成するかどうか内心ドキドキでした」
 ・最終話の感想
 竹内「最終話だったけど最終回ではない。これからも二人の日常は続いていく」
 監督「何も無かったチセが最終話で当たり前の様にお帰り、ただいまが言えるようになるのが魔法使いの嫁で目指した事」
 種崎「世界は変わってないけれどチセが変わって世界が美しいと思うようになった」
 そして告知。原作コミックでは綺麗に終わったのに何と新章、学院<カレッジ>篇がスタート決定。知らないキャラが一杯いる。というか続くのかよ。原作ストックが溜まったらアニメも続編に期待したいです。
 ・終わりの挨拶
 監督「ここまで来れたのはファンのみなさんのおかげです」
 竹内「24話終わって、チセが種ちゃんで良かったと本当に思う。自分の発した言葉が返って来るのが嬉しかった」
 種崎「3年前に私と竹内さんを主役に抜擢したのは凄い決断だったと思う。主役である以上、誰よりもこの作品を愛して誰よりもチセの事を考えようと思った。最近になってチセを他の誰にも渡したくないなと強く感じます。何よりずっと隣に居てくれた竹内さんに感謝です」
 種崎さんが号泣しながら挨拶する姿を見て、大きな仕事がやっと一息ついてほっとしたんだろうなと思いました。
 最後に。1クール目の終わりでチセは白い魔法使いの服に着替えて、杖も新しいモノを使っているシーンがあったのですが、この装備セットいつ使うのですかね?