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 2017年 J1リーグ 第33節 鹿島アントラーズ柏レイソル(0-0)
 この試合で勝てばJ1優勝のアントラーズ。ですが、レイソルの意地が阻みました。
 レイソルは2011年のJ1優勝時のダブルボランチ大谷・栗澤のコンビが先発。今期は栗澤は若手起用のためほとんど出番がなかったのですが、この大一番での先発で好プレー連発。いや、大谷・栗澤コンビは際立ったプレーをする訳ではないのですが、しっかりとスペースを埋めてシンプルにパスを出すというプレーを愚直に続けられるのですよね。
 しかも今日はレイソルGK中村、右サイドの伊藤・小池のコンビが絶好調。中村はアントラーズのシュートをことごとく防ぎ、伊藤・小池は守備ブロックを容赦なく切り裂きます。アントラーズとしてはもう今日の引き分けは仕方がないよね、と諦めざるを得ないくらい充実したレイソルのプレーでした。
 アントラーズの足踏みですが、29日にフロンターレが負けか引き分けで優勝が決まる有利な状況は変わりません。しかしフロンターレが2勝でアントラーズが次の試合で引き分けという展開は十分ありえます。しかもアントラーズの最終節は好調なジュビロ
 とにかくこの試合はアントラーズレイソルが良かったと早めに消化して次に切り替える事でしょう。