アントラーズ有利は変わらないけれど

 2017年 J1リーグ 第32節 川崎フロンターレガンバ大阪(1-0)
 ここに来てようやくベストメンバーが揃ってとにかく三連勝で奇跡を待ちたいフロンターレとけが人だらけで今期で長谷川監督の退任が決定しているガンバ。
 試合は圧倒的にフロンターレペース。いつものパス回しでシュートの連続。しかしガンバのGK東口が絶好調でなかなか決まらない。
 引き分けでアントラーズ優勝が「ほぼ」決定か、と思い始めた後半37分にようやくフロンターレのエウシーニョがゴールを決めて一安心。
 ガンバは2014年のトリプルは一体どこに行ったのか、と思うくらい酷いサッカー。かろうじて4-4-2のブロックを作ることは出来ていますが、攻撃時に前線でボールが全くキープ出来ません。有望な若手もまだこの場面で活躍するには経験不足。
 来季は新監督の下でチームの作り直しでしょう。幸運な事にある程度の基盤はあるのですから少し戦術を整理するだけで、一気に上位進出も不可能ではありません。