雲行き怪しく

 2017年 J1リーグ 第30節 横浜マリノス鹿島アントラーズ(3-2)
 怪我人まみれで久々の先発、そもそも久々の公式戦という選手が何人もいるマリノスではアントラーズは止められないだろうと思っていたのですが、いやはや何が起こるかわからないですね。
 大雨でピッチコンディションが悪い中、マリノスがCKから伊藤、ディフェンスラインのパス回しをカットして天野と立て続けのゴールで前半14分で2点リード。
 そこからはアントラーズがボールを保持していつも通りサイドから攻撃を繰り返して主導権を握り、前半ロスタイムに1点を返した時にはアントラーズがいつもの様に押し切ってしまうという懸念は後半の同点ゴールで確信を持ったのですが、そこからマリノスまさかの勝ち越し弾。
 両チーム共、得点はコーナーキックやミス絡みと雨の中でちょっと残念な試合内容になったのは仕方ないとはいえ、やはり良いコンディションの試合を見たかった。
 フロンターレが勝利し、アントラーズが敗戦した事で勝ち点差は僅かに2に。フロンターレが絶好調でアントラーズが勝っていても綻びが見える試合内容が多い今、まさかのまさかは十分あり得ます。
 マリノスは今日の勝利で3位浮上。去年ベテラン選手が大量移籍してどうなる事かと思っていましたが、効果的な補強と中堅選手(もう若手ではない)の抜擢で堅実な戦いをするチームに。モンバルエツ監督は優秀ではないか、と感じています。