2017年夏アニメ感想

 アニメ レクリエイターズ

 放送2017/4〜2017/9 全22話 評価6.5(10点満点6点が及第点)
 アニメ製作会社TORYCAの新作はデビュー作アルドノア・ゼロと同じ様に非常に惜しい作品になってしまいました。
 アニメやゲームのキャラクターが現代日本(2016年)に現れるというアイデアは良かったですし、ストーリーもそこまで酷評されるほど悪くなかったと思います。
 問題だったのは第2部からの新キャラクター組の掘り下げに時間を割けなかった事。また、第1話のOPが最終話のEDとリンクするとばかり思っていたのですが、それが無かった事。
 しかし、このアニメ最大の貢献は総集編(13話)でしょう。総集編にも関わらず、新規映像でネタ連発。水瀬いのりさんお得意の「感情はあるのだけど、妙に無感情に聴こえる演技」と相まって大爆笑の回に。
 今後、あらゆるアニメ作品の総集編で手を抜くと「レクリエイターズを見習え」となるでしょう。
 
 放送2017/4〜2017/9 全24話 評価7.5(10点満点6点が及第点)
 序盤から大量のセリフと難解な言い回しの連続、ぶっ飛んだ展開で付いて行くのが大変だったのですが、12話からの「ONE HAND EDEN」編からはそれまでの伏線を次々と回収しながらクライマックスへ向かう素晴らしい展開の連続。
 見た人全員が評価するアニメではありません。序盤で視聴を止めた人もかなりいるでしょう。ですが、こんなアニメもあって良いと思います。
 最後まで見て良かった。

 アニメ ナイツ&マジック
 放送2017/7〜2017/9 全13話 評価6.0(10点満点6点が及第点)
 ロボットアニメで定評のあるエイトビットバンダイ(通称財団B)の予算を使って製作した最新技術のロボットCGのお披露目。ナイツ&マジックを一言で言えばそれだけです。
 ストーリーはナレーションでカットに次ぐカット。ラノベ作品は通常ならば3話か4話かけて一巻分を消費するのがセオリーなのですが、2話程度でどんどん終わらせていきます。
 というのも、まともなスピードでやっていたら主人公機であるイカルガに出番が無いからです。
 中盤から登場したイカルガのCGアクションは凄まじい出来でテレビシリーズアニメーションでは現在の最高峰のものでしょう。
 せっかく作ったCGをこのまま眠らせるのはもったいない。2期に期待したいのですが、難しいかもしれません。

 アニメ 天使の3P!
 放送2017/7〜2017/9 全12話 評価6.0(10点満点6点が及第点)
 「ロウきゅーぶ!」作者の蒼山サグの新作です。
 前作は小学6年生がバスケをやる話でしたが、今回は小学5年生がバンドをやる話です。
 シナリオはロウきゅーぶ!の焼き増し(挫折した人間の再起)ですし、ライブ回以外の作画はかなり酷い時もありました。
 それを差し引いてもライブ演出は素晴らしいものでした。
 ただ、サブヒロインがほとんどロウきゅーぶ!のメイン声優だったのは、同じ原作者の作品としてもどうかと思います。

 放送2017/7〜2017/9 全13話 評価5.0(10点満点6点が及第点)
 シンフォギアシリーズ第4期です。はっきり言って、がっくりでした。
 ちょっと形が変わっただけでやっている事は3期とほぼ同じ。
 敵側も、もっとキチンと掘り下げればもっと魅力的になるはずですが、結局時間が足りず。
 更には5期前提のエンディングと、今までのシリーズで積み重ねた良さを木っ端微塵にする出来に。
 それでもライブチケット優先券目当てでブルーレイの売り上げは好調なのでしょう。
 1期の時には荒削りでも描きたいものがありました。だけど回を重ねる毎にどんどん儲けに走っておかしくなっていく。
 ビジネスだから仕方が無いのかもしれませんが、だとしても。