Jリーグに混沌をもたらす2人の司令塔

 2017年 J1リーグ 第14節 柏レイソル浦和レッズ(1-0)
 今期のレイソルはブラジル人アタッカーによる超攻撃的サッカーを標榜していたのですが、蓋を開けて見たら下部組織出身選手が中心になってバランスのいいプレッシングを武器とするサッカーで8連勝。
 特にそのプレスの急先鋒となるのがトップ下の中川。155センチと上背には恵まれませんでしたが、桁外れの運動量で相手チームの組み立てを阻害。
 身長は低くともポジショニングはかなり良く簡単にフリーになってヘディングシュートまで決めてしまいます。
 2位のセレッソのトップ下・山村と共に日本代表には縁が無くても今年のJリーグを盛り上げる2人の司令塔。代表監督やスタッフは一体何を見ているのだか。
 レッズはACLで120分戦った影響からか、運動量が非常に少なく、更にPK失敗したのでは勝つ方が難しい。ひとまず日本代表で休みになるため、ここでガッチリ休んで夏場に備えたい所です。