まさかのトップ下、山村

 2017年 J1リーグ 第9節 セレッソ大阪川崎フロンターレ(2-0)
 中村憲剛と大島という二枚看板に加えエウシーニョ、エドゥワルド・ネットと主力をここまで怪我や出場停止で欠場ではまともなサッカーになりません。
 今日はセレッソに押し込まれ続け、せっかくのPKもキャプテンの小林がクロスバーに当てるのでは勝つのは厳しいと言わざるを得ません。GKのチョン・ソンリョンの好セーブが無ければ大量失点の可能性もありました。
 セレッソは去年はJ2だったとは言え元々、日本代表クラスと強力な助っ人外国人がずらりと並んでいるのですから5位浮上は珍しい事ではありません。あれだけの選手に普通のサッカーを突き詰めさせるユン監督の手腕は流石。
 そしてセレッソの山村。元はボランチやCBの選手でロンドン五輪にも出場しているのですが、まさかのトップ下での起用で見事なマッチング。体格に恵まれ、空中戦にも強く、技術も高く、守備をサボらず、いざとなったらバックラインに入り守備固めにも対応。
 もし三年前くらい、アントラーズ時代にコンバートしていれば、今頃はアントラーズ不動のエースとなり日本代表にも入っていたでしょう。物凄く残念でなりません。