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自分たち、は簡単には作れない

 2016年 J1リーグ 第2ステージ 第1節 サンフレッチェ広島ジュビロ磐田(3-0)
 ジュビロがスコアほど悪かったとは思いません。ですが、結果的にはサンフレッチェの充実ばかりが目立つ試合になりました。
 けが人だらけで、システムをいつもの3-4-2-1から3-5-2に変えたサンフレッチェ。攻撃の組み立て方も守備のブロックの形もいつもとは違います。だけどパスの回し方も、最後にフリックで相手をずらしてシュートを撃つ流れも、守備時にしっかりとブロックを作る動きも「サンフレッチェ」としか言いようがない出来だったのです。
 選手が変わっても監督が変わってもフォーメーションが変わっても、やっているサッカーは変わらない。ここまで完成して始めて「自分たちのサッカー」と言えるのだとまざまざと感じるサンフレッチェのプレー。
 2000年代初頭に黄金時代を迎えた後に選手の入れ替えが上手くいかず停滞を招いたジュビロは黄金時代と今とで明らかに違うサッカーをやっています。
 15年前、ジュビロは没落しサンフレッチェが栄華を極めるなんて言われても誰も信じないでしょう。でもそれが現実になる。Jリーグって不思議なリーグです。