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入院した話1

 少し前に入院・手術をしました。もっと早くにまとめたかったのですが、いろいろあってようやく書く時間が出来ました。
 もしかしたら同じ病気に苦しんでいる人の参考になるかもしれないため、なるべくフェイクは入れない様にします。ただ、病気の知識でおかしい部分があればコメントで指摘してください。
 私がなった病気は「真珠腫性中耳炎」。子供の頃から中耳炎を何回もやってきた結果、鼓膜が上手く動かず、鼓膜の中に真珠状になった耳垢や耳垂れが溜まり、骨を破壊していく病気です。両耳ともなっていますが、今回の手術は右耳です。
 人間の耳の中には3つの骨があり、それを通して聴こえた音を電気信号に変えて脳に渡すのですが、私はその内2つの骨が消失し、また隣接している頭蓋骨も少し溶けている状態でした。聴覚テストで問題は無いのは、何かが上手く繋がっているとしか思えないと医師に言われる始末。
 私が入院・手術を行った病気は東京大学付属病院。金曜日に入院開始で翌週月曜日に手術というスケジュールだったのですが、金曜日の検査の合間にこう言われました。「土曜日から日曜日は何もありませんから一時帰宅出来ますが、帰りますか?」。
 一時帰宅が済んでいよいよ手術を行う月曜日。私は13時から手術の予定です。手術の日は朝5時からは水分も取ってはいけないという事ですが、朝9時には点滴が繋がったため、喉の渇き等は感じませんでした。
 そしてついに手術。といっても、全身麻酔での手術のため点滴に眠くなる薬が入ってすぐに私の意識は霧散したので詳しい事はわかりません。
 手術自体はあまり難しいものではなく、耳の裏を切って、真珠腫を取り除き、切った部分を血液製剤で作られた糊で付けて、耳の裏を縫合するだけです。手術は上手くいったらしく、顔面神経の麻痺や味覚障害といった手術の副作用も無く、綺麗に患部だけ取り除く事が出来たとの事です。
 手術は14時に始まり、18時には部屋に戻っていました。朦朧とした意識の中でパンツを履いて、病気に来ていた両親に「おやすみー」と言い、そのまま明日まで熟睡・・・出来ませんでした。苦しいのはここから始まったのです。
 続きます。