昨日の試合

 2015年 J1リーグ 2ndステージ 第10節 サガン鳥栖清水エスパルス(0-0)
 アントラーズ対ガンバを放送しないのかよ、と思いながら見ていたこの一戦。サガンエスパルスが下位に低迷するのも仕方がない思いました。
 サガンは守備の立て直しのため、システムを4-2-3-1から3-4-2-1に変えています。しかし、3-4-2-1はどちらかと言うと引いて守る事に適したフォーメーション。にも関わらず無理矢理前からプレスに行くのでシャドーのポジションの鎌田と水沼が守備に追われて疲弊。
 エスパルスは監督交代を機にフォーメーションを3-5-2から4-4-2に変えているのですが、4-4-2ならば前からプレスをかけないと守備が機能しません。しかし、2トップのチョン・テセもピーター・ウタカも守備をほとんどしないため中盤が疲弊。
 降格圏に落ちているエスパルスはかなり危機的状況です。チョン・テセとピーター・ウタカの2トップはパワーはありますが、二人とも同じタイプ。昨日の試合でも二人でチャンスを作る場面はありましたが、二人の動きが重なってチャンスを潰すシーンも多かった。
 また右サイドバックは人材不足で本来ボランチの六平をコンバートしている状態ですし、アタッカーの白崎は若く将来有望ですが、この状態で、彼に託すのは危険過ぎます。
 エスパルスは多分来年はJ2で見る事になるでしょう。ちょっとこの状態で好転する絵が浮かびません。