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京都アニメーションの迷走は続く

 映画 境界の彼方 I´LL BE HERE 未来編
 評価6.0(10点満点6点が及第点)
 2013年10〜12月に放送されたアニメの劇場版。一ヶ月前に上映された過去編はテレビシリーズの総集編で、今回の未来編はテレビシリーズから数ヶ月後の話になります。
 よって劇場に行く人はテレビシリーズを見ているか過去編を見ることが必須です。
 ストーリーはいたってシンプルに、訳ありの主人公と訳ありのヒロインが出会って、最後は恋人同士になる。もうそれだけなのですよね。
 劇場版だけあって、予算をふんだんに使ったバトルシーンは見ごたえありなのですが、結果的に、それは叫び声の演技ばかりになってしまい、一本調子になってしまいました。
 作品名「境界の彼方」は今作品のラスボスとなる存在ですが、作品テーマでもあると思います。
 主人公とヒロインばかりフォーカスされていますが(当たり前ですが)、名瀬兄妹や、唯やほとんどのキャラクターが自分の境遇に悩んでいる。
 「境界の彼方」とは結局、自分と他者との境界の事で、ラストシーンでそれをあれだけ映像化出来るのならば、もうちょっと各人の悩みに向き合わせて欲しかった。
 与えられた予算を使ってドンパチやるだけが映画じゃないのは京都アニメーションはわかっているはずなのですが…