前半20分までにグランパスが2ゴールした時点で勝負あり。
怪我人続出で戦術が定まらず調子の悪かった時期を乗り越えて、背の高い選手とスピードのある選手の組み合わせに技術のあるテクニシャンが変化を付けて攻めるグランパスらしい、ベンゲル-ピクシースタイルがようやく西野監督の元でも身を結び始めました。
問題はエスパルス。FWのウタカは何とかボールが収まります。ですが、選手の距離感が悪すぎてその後の攻撃が上手く行きません。これだけ攻撃が上手くいかないならば、守備に負担が掛かり耐えきれないのも当然です。
エスパルスは公式戦7連敗。勝てないから選手を固定できずコンビネーションが熟成されないからますます勝てなくなる、悪魔のサイクル突入です。
しかし、エスパルスは豊富なはずの若手アタッカーはどこに消えたのでしょうか。マンチェスターシティーの練習に参加した事もある石毛秀樹やオランダユトレヒトでプレーしていた高木善朗はベンチにも入っていません。
清水エスパルス、ようこそ、J2の世界へ!