私は西スタンドL13でした

 田村ゆかり Love Live 2015 Winter Lantana in the Moonlight 初日
 最強のアイドル声優田村ゆかり(17歳と8022日)さんの久しぶりのソロライブ。幸か不幸か、私の両隣は空いていました。
 ステージサイド席で、機材の線が邪魔だった腹いせ、というのも否定しませんが、正直に言って、イマイチだった、と言う感想になります。
 それは、「Honey Moon」「ラブサイン」「You & Me」「Gratitude」「Love Me Now!」「パーティは終わらない」「もうちょっとfalli′n love」「スパークリングトラベラー」といったライブ定番曲を歌わなかったためです。
 大人の事情と戦う「乙女戦士クルピヨン」や、「国家」、「Mon Cheri」、「夢色ラビリンス」などは良かったですよ。ですが、トータルではかなり苦しい。
 ダンス曲はもう沢山は歌えないのですよね。体力という大人の事情で。
 というより、神楽坂ゆかパートを組み込むと聴きたい曲がごっそり減るのですよね。というか、神楽坂ゆかの曲中にノイズが入ったり、散々でした。
 ゆかりん自身は体調、メンタル共に好調でした。
「今日、バレンタインじゃん!何かいいことあった?ゆかりは、特にトピックスもなく…」
「みんな、楽しいことなんてあるんだね…ゆかりは生きていく上で楽しいことなんてないですよ」
「ゆかりの目は死んだ目だよ」
「ゆかりの周りは嘘ばかりの世界ですけど」
 など、調子の悪い時には言わない様な事も。また、カメラに向かってジャンプして、スカートの中身を見せて、「与えられたラッキースケベはあまり嬉しくな…いや、嬉しいかな。」なんて普通やらないし、言わない。
 ムービーも、バーチャルデートとかストーリー物とかはっきり言って不要。ライブグッズのぬいぐるみを作っている会社に出かけたり、奈良で鹿に追いかけられたり、スタッフとゴルフに行ってまともに打てなかったり、というのが好きだった私には、面白いと感じられないのですよね。
 25センチ以上のサイリウム複数サイリウムは禁止と言われているのに、平気で使用する人もいるし。アニメ系ライブでマナーの悪さがこれだけ言われているのだから、我慢して欲しかった。
 桃猫団がリストラされて、JJ団になったり、懸命にマイナーチェンジを繰り返して、飽きないようにしているのはわかります。だけど、私が見たいのは定番なのです。
 「前回のライブは初日が大雪で大変でした。来た人はどのくらいいる?」という質問に大歓声で答えた観客に「リピート率100パーセント⁈」と叫んだゆかりんでしたが、今の田村ゆかりLove Liveは明らかに一見さんお断りのライブになっています。