2014年 J2リーグ 第1節 横浜FC対愛媛FC(0-0)
今季の横浜FCの昇格はない、と確信出来る試合でした。
確かに雨が降る中で、パスが上手く繋がらない部分はありました。しかし、それを差し引いてもラストパスとクロスの精度が低く、10人になった愛媛FC相手に点を取れなかったのは大問題。
横浜FCのサッカー自体はそんなに悪くありませんでした。シンプルな4-4-2でボールを丁寧にサイドへ動かして崩していくスタイルは理想優先だった去年の4-3-3よりも遥かに現実的。欲を言えばもう少しクサビのパスを恐れずに入れて欲しかった。
ですが、先発メンバーの6人が新加入では、チームが全く成熟しません。去年からの積み上げがほとんどないのです。まあ、これは毎年のことですが。
基本的なチーム力自体がJ2の中でも10番目くらいのチームが昇格なんて、夢を見ても仕方がない。若手を育てて売る方向に舵を切るべきです。