三連覇の鹿島は消えた

 2013年 J1リーグ 第16節 柏レイソル鹿島アントラーズ(2-1)
 柏はレアンドロ・ドミンゲスジョルジ・ワグネルの二枚看板を欠いた中(ワグネルはベンチ入り)、システムを3-4-3に。中盤が省略されカウンター重視の攻撃をFW田中順也が上手いポジショニングで攻守のリンクを行っていました。
 鹿島はシンプルな4-4-2。岩政に代わってレギュラー勤めているCB山村のビルドアップに私は未来の日本を見ているのですが(成長すれば大型のバットマン宮本になれるかもしれない)、期待し過ぎですかね。
 試合はセットプレーで先制したアントラーズが後半に逆転されるという、アントラーズらしからぬ展開に。確かにレイソルの一点目はオフサイドに見えましたが、ロスタイムに攻めたいのか守りたいのかチームの方向性がはっきりしたいのかわからないまま、逆転ゴールを許したのは明らかにアントラーズらしくない。
 いつも書いていますが、アントラーズはいい加減79年組をベンチから追い出す選手が出てこないと苦しくなる一方でしょう。レイソルは今日は勝ちましたが早く柏の王レアンドロ・ドミンゲスが戻って来ないと上位進出は不可能だということを改めて感じました。