さいたまスーパーアリーナでゆかりんを見る1

 田村ゆかり LOVE LIVE 2013 Cute'n Cute'n Heart 一日目
 アイドル声優田村ゆかりさんの今回のライブはさいたまスーパーアリーナで2days。
 流石に完全に埋めることは出来ず、当日券が販売され私の席の周りを見ても空席が目立ちました(右隣が空いていた)。ちなみに私はスタンド429入口18列638番でした。これが全然見えないのですよ。
 18:04に開演。いきなり「Fantastic Future」「パーティは終わらない」「You&Me」という新曲と定番曲から始まるスタート。
 と、思いきや、「さよならをおしえて」「デイジーブルー」「つぼみのままで」「Don't wake me up」「星降る夢で会いましょう」など、ちゃんと10年ファンでなければわからない曲をねじ込むマニアックな選曲。アンコールを含めて26曲。「田村ゆかり」を満喫した一日になりました。
 しかし、田村ゆかりとは奇妙な人だと改めて感じてしまいます。17歳と6000日を超えたのにフリフリの服を来てラブソングを歌う姿とMCの時の発言に見せる強烈な孤独感のギャップ。
 今日も
 「凄い人がいるね。みんな暇だったんだね…」
 「ゆかりは照らされたい。下積み長いんですよ、私。」
 「ゆかりんと言えば、運動が出来ない。加えて高齢者であり、ゆかりは入院すると一日15000円入る保険に掛かっておりまして。もちろんゆかりが払っているわけではなく。」
 「10代、20代の子はまだ人生に期待とかしてる?ゆかりは20代前半は夢も希望も無く、何くそ、と思って生きてきた。」
 「緊張しちゃって。何ていうのかな、気持ちが弱い!」
 「女性客、一杯いるね!止めてくださいね!ここはハッテンするところじゃないですから!」
 何年もかけて田村ゆかりさいたまスーパーアリーナに20000人集めることが出来る成功を掴みました。でも彼女はそこに行き着くまでに、どんな苦しい思いをして、何を失ってきたのか。
 田村ゆかりの中の機微は私を魅了してやみません。
 明日も楽しみですが、何とぞ「ねんどろいど 田村ゆかり」が売り切れではない事を祈ります。