今日の日本経済新聞の特集記事｢見たい初夢・見たくない初夢｣の中で、｢2014年、日本がブラジルW杯で優勝｣というものがありました。
その記事では、全選手が海外組になった日本代表がW杯に優勝。その結果、国内の若手選手は次々と海外に流出し、Jリーグが廃れるというものでした。
記事には署名がありませんでしたが、W杯優勝経験のある8ヵ国を｢G8｣と称する所から、武智幸徳さんであることは間違いありません。
正直見損ないました。私は武智さんの記事が大好きで、彼の書いた｢サッカーという至福｣をぼろぼろになるまで読んだだけに愕然としています。
日本がW杯で優勝するという初夢は見てもいい。だけど、その結果、日本選手が海外へ流出してJが衰退というのはどう考えてもおかしい。
まず、既にJリーグは衰退寸前であるということ。次に日本選手の海外からの評価が高くなって流出ですが、それは移籍金ゼロだからでしょう。仮に日本代表クラスの選手が移籍金5億ならば買うクラブは無くなると思います。
そして、最大の問題は｢国内リーグが活発ではない国がW杯で優勝するわけがない｣という現実を無視していること。
正月早々、武智さんのこんなゴミ記事読むことになるなんて。
