広島の問題とツキ

 2012年 J1リーグ 第32節 浦和レッズサンフレッチェ広島(2-0)
 悲願の初優勝に向けて邁進する広島の今節の相手は因縁の多い浦和。Jリーグの日程を作るコンピューター、通称「日程くん」はいつもいい仕事をします。
 淡白な浦和の守備も今日は違いました。得点源の佐藤寿人にパスを出す2シャドー(森崎浩司・高萩)、両ウイングバック(ミキッチ・清水)に対して激しいマーク。チャンスを作らせません。
 浦和は守備の人、鈴木啓太が攻撃で大活躍。前半終了間際の梅崎へのラストパスに後半のドリブルシュート。
 サンフレッチェはリードされた時に状況を打開できる有効な交代カードが少なく、今年は逆転勝利は一試合もありません(でしたよね)。
 ですが、優勝を争うベガルタ仙台も引き分けで首位キープ。まだサンフレッチェにはツキはあるようです。
 次節は千葉とミキッチが出場停止。いよいよ正念場です。