ティンクルセイバーNOVA (4) 限定版(Amazon版) 藤枝雅(著)
一迅社 2012年 評価4.5(10点満点6点が及第点)
同人誌の雄、藤枝雅さんの中心タイトル「ティンクルセイバー」の商業リメイク版「ティンクルセイバーNOVA」の第4巻です。なんと第3巻からは5年ぶり。
本当は4巻が出たら、ブログで書いておきたいことは一杯あったのです。だけど、実物を見たらその気すら失せました。正直に言って相当酷い。まず、漫画。下書きをそのままコミックスとして出すなんて前代未聞。特に33P・57Pなんて一体誰がOKしたのか理解に苦しむレベルです。
そしてドラマCD。一言でいえば「違う」。日常に重きを置きたいのか、活動に重きを置きたいのかすらも曖昧で、せっかくの豪華声優陣が無駄遣いになっています。せっかくのドラマCDなのですから、主人公のはやなと葵の出会いや鈴鳴四姉妹の百合百合な話とか漫画本編では描きにくい話を収録しても良かったのではないでしょうか。
Amazon版のおまけCDも「はやな×葵」をテーマにしたいのならば他のキャストは出すべきではなかったと思います。いつも通り「肩すかしの連続に俯く葵」で行くべきでした。
とにかく残念でなりません。残念でなりません・・・
http://d.hatena.ne.jp/tatthi/20070728
http://d.hatena.ne.jp/tatthi/20060715