このカードでこのスコアは…

 2012年 J1リーグ 第8節 鹿島アントラーズガンバ大阪(5-0)
 前半は鹿島は手堅い守備からのロングパスを使うサイドチェンジ、G大阪は短いパス交換からの攻撃とお互いの特色を生かしたサッカーをしていました。
 しかし、前半42分の鹿島の遠藤のゴールで後半のG大阪は完全に崩壊。最終的には5失点を喫してしまいました。しかも鹿島はゴールポスト直撃が3回くらいあったのでどれか入っていたら、もっと点が入っていたでしょう。
 何人か若手選手を加えて世代交代中の鹿島ならばまだしも、ベテラン揃いのG大阪がここまでなすすべなく崩れてしまうなんてここ何年も見たことがありません。
 2チームを見ていると、「結局は外国人か…」と思ってしまいます。鹿島はトップ下専門のドゥトラが加入してから調子を取り戻し、G大阪は今年の外国人FW(ラフィーニャパウリーニョ・イ)が調子が悪すぎる。
 鹿島は山村・遠藤・柴崎・大迫といった若手に目処が付いて新しいサイクルに入りました。G大阪は思い切って佐藤の1トップにして中盤を厚くするべきではないでしょうか。