本大会出場は当然の時代で

 サッカー ロンドンオリンピック予選 日本対バーレーン(2-0)
 オリンピック出場決定で一安心。ですが内容は正直な所、前途多難としか言いようがありません。
 まずこのチームの最大の問題はチームの約束事が細かすぎて選手が守備も攻撃も窮屈なのです。関塚監督がかつて指揮した川崎フロンターレならばラストパスとシュートの仕事はブラジル人選手が決めてくれます。だけどこのチームにはそれがありません。
 結果的に窮屈さだけが残ってしまいます。特にドリブルが得意な選手がおっかなびっくりしながら仕掛けて結果カットされてしまう姿を見るのは辛いモノがあります。
 私は選手の能力・監督の采配力がそこまで酷いとは思いません。海外組をほとんど召集出来ないというハンディはありますが、技術もフィジカルも一定水準の力はあると思います。でも簡単に勝てない。
 現実として、今のオリンピック組(ロンドン世代)が日本フル代表の主力になるのは4年後、2018年のワールドカップを目指す時だと思います。