2011年 J1リーグ 第32節 清水エスパルス対柏レイソル(1-2)
前半にペースを握っていたのはエスパルス。ユングベリを経由して周りのアタッカーが動き出す形はシーズン序盤の苦戦が嘘のよう。勢いのままFKをボスナーが直接決めて先制。
後半にレイソルは選手を二人替えてエスパルスのパスの出すポイントを寸断する作戦を取ります。そして攻守の切り替えをひたすら早くして目まぐるしい試合展開に。
これによって前半から飛ばしていたエスパルスはみるみる運動量が減少。後半の10分辺りからは中盤に広大なスペースが生まれました。
そのスペースにレイソルのレアンドロ・ワグネルのコンビが躍動。そのまま2得点で逆転勝利。
レイソルは守備もFWもそこまで強い訳ではないですが、統制の取れたサッカーで勝ち点を積み上げて、それが自信になって更に組織の精度を上げていくという好循環がまだ続いています。後二試合。このまま逃げ切りそうな気がしています。