どこもジャイアントキリングではない

 第91回天皇杯 二回戦 松本山雅横浜FC(2-0)
 正に言い訳出来ない惨敗。パス回し・守備の質・運動量、全てにおいて松本山雅が勝っていたのですから必然の敗北です。
 芝が悪いからボールコントロールに長けたフランサをスタメンで出場させたと思うのですが、彼は絶大な技術を誇る代わりに運動量が少なく守備意識が皆無に近いため今日の様にパスが回らない状態では浜Cは常に数的不利を強いられてしまいます。
 自分たちより強いチーム相手にこの采配はまずかった。ラスト20分で相手が疲れてスペースが出来れば彼の魔法の足で止めを刺す事も出来たのに。
 松本は元横浜FC組の三人の飯尾・須藤・久富が攻守に実効性のある素晴らしいプレーの連続。彼らを解雇したフロント陣も含めた敗北。
 これが横浜FCの実力であり現実です。我ながら難儀なチームのファンになったものです。