浦和は良くなっている

 2011年 J1リーグ 第20節 浦和レッズヴィッセル神戸 (3-2)
 試合開始から神戸はキャプテンの吉田を中心としたハイプレスの連続で浦和のミスを誘い幸先良く2得点。
 失点はしましたが、浦和のサッカーは開幕時に比べて随分良くなっている印象を受けました。デポストビッチは1トップ向けの選手で相手を背負ってプレイでき、山田直の動きでスペースを作って柏木がパスを出し、原口・高橋がドリブルで仕掛けるまでがスムーズ。
 しかし、2点奪われた後半は選手を替えてなりふり構わずドリブル中心の攻撃に。夏場ということもあり神戸の足が止まってプレスが機能しなくなった後、次々と突破して同点に。
 ロスタイムのPKで神戸の勝ち越しが決まったのは浦和から見れば不運でしたが、審判からは「後ろから行った」様に見えたのでしょう。
 降格圏から脱出しつつある両チーム。見応えのある試合でしたが、90分を通して居場所が無かったマルシオ・リシャルデスがかなり心配です。