こんな浦和は見とうなかった

 2011年 J1リーグ 第9節 浦和レッズ横浜F・マリノス (0-2)
 結果的にも内容的にもマリノスの圧勝になってしまいました。
 浦和はマリノスのブロック守備に不用意なパスに捕まりすぎで、なぜポゼッション攻撃に拘るのかが理解不能。前線の選手のタイプを考えると浦和の方が堅守速攻にふさわしいと思います。
 最後に高崎選手を投入して前線の枚数を増やした結果、中盤以下のバランスを崩しむしろ攻撃が滞ってしまうのも去年から変わっていません。今日の交代で言えば、高崎選手の交代相手はセンターバックスピラノビッチ選手ではなく、左サイドハーフの原口選手ではなかったのでしょうか(彼の密集地帯へのドリブル突破がマリノス守備のお見合いを誘発していたのは事実ですが)。
 マリノスは安定感抜群の守備。若干右サイドが薄いのですが、それも「若干」の範囲。
 攻撃はまだセットプレー頼みですが、今日のゴールでフォワード陣も楽になったのではないでしょうか。何より攻守に顔を出す谷口選手が大活躍。
 これでマリノスは本当に優勝争いの波に乗ってきそうです。