だから書いておく

 昨日、2011年3月11日は仕事中に巨大地震が発生しました(後のため過去形の形で書きます)。「東日本大震災」です。
 各鉄道は完全に動きを止めていましたが会社で私は歩いて帰ることを選択しました。50年以内に来るであろう未来の東海地震の備えを見る最初で最後のチャンスだと思ったからです。こんなこと何回もあってはいけません。
 しかし、地図がわからないためどのルートを歩いていいのか、もっとも効率がいいのかがわからないため必要以上に歩くことになりました。
 せっかく持っていたニッケル水素電池カイロも充電されていなければ何の役にも立ちません。
 コンビニは売り切れのため水や最低限の食料を買うのも一苦労。そもそも最低限のお金を持っていなければ対応すらできません。
 携帯電話もほとんど繋がらず、こちらも情報を手に入れるためiモードなどを使っていたら直ぐに電池切れになります。
 家では私が帰る数十分前まで停電のため、食事もお風呂も苦労したとのことです。
 幸運なことは雨にたたられなかったことでももし降っていたらどうなったことか。
 私たちの生活はとんでもない細い線の上で成り立っているということを「本当の意味で」確認することになりました。
 

 私はお悔やみとかあまり言う人間ではありませんし、定型文をここで書くのもちょっといかがなものかと思っています。だけど、今回は「みんな頑張れ」と書きます。