これなら修正可

 横浜FC徳島ヴォルティス (1-2) 2010年J2 第 4 節


 確かに前半11分のPKを含めジャッジは徳島寄りだったのかもしれません。しかし、PKで失点したタイミングでは時間はまだ75分以上ありました。だから焦らずにじっくり攻めればいいのにむやみに攻め急ぎすぎてチャンスを自分たちで潰してしまいました。
 後半始めから、調子の悪かった田中選手に変えて片山選手、サーレス選手に変えて難波選手を起用します。しかし、大黒・難波の2トップにも関わらず、サイドの選手が山なりのクロスばかりを蹴ってしまいます。これは「考えていない」「意識」とかそういった問題以前の技術的なものだと思います。なぜなら実際に大黒選手のゴールはエデル選手の突破からの早くて低いクロスでした。こういった得点シーンを見ても日本人選手は出来ないのですから。
 今回の試合はできるだけ引きずらないことが大切です。1点はPK、1点はコーナーキックのマークミスと守備が完全に破られたわけではありません。攻撃も少し話し合えば簡単に修正できるものです。だから連敗はしてはいけません。今までのシーズンでこういった展開でズルズルと負け続けてシーズンが終わってしまうことは何度も見てきたのですから、今季は同じをは踏んで欲しくありません。