特撮 仮面ライダージオウ
放送2018/9〜2019/8 全49話 評価7.0(10点満点6点が及第点)
平成ライダー20作目にして平成最後のテレビシリーズとなった今作は過去作のリソースをふんだんに使ったお祭り作品となりました。
ですが、肝心のレジェンド編は作品によって出来のバラツキが大き過ぎる。アギト編やブレイド編の様に納得の出来の回があれば、ファイズ&フォーゼ編(何でセットにした?)やキバ編の様にイマイチの出来の回もあります。
平成時代はDVDやBDといったソフトの充実、動画配信サービスの誕生により作品のアーカイブ化が進みました。
日本特撮の三大作品、仮面ライダー・スーパー戦隊・ウルトラマンもしょっちゅうレジェンドヒーロー出して、過去作品とのリンクを続けています。
この流れはもう止められない、というのを強く感じた一年でした。
ジュビロは落ちそう・・・
2019年 J1リーグ 第24節 ジュビロ磐田対セレッソ大阪(0-2)
最下位のジュビロは今年二度目の監督交代。フベロ監督は意外と普通のサッカーで挑んできました。
セオリー通りの4-4-2でブロックを作り、奪ったボールはシンプルにサイドに運んでサイドハーフとサイドバックのコンビで崩す。問題はミスの多さでした。パスミス、ポジションのミス。特にクロスに対して選手がカブるシーンが頻繁していた印象があります。
セレッソは手堅いサッカーで前半の内にFKとカウンターで2得点。後半は前がかりのジュビロを上手くいなして無失点。欲を言えばもう1点入れたい所でしたが、これは仕方がない。
ジュビロはアダイウトンの左サイドからのドリブル突破くらいしか攻め手がありませんでした。ドリブル突破は素晴らしくても攻め残るアダイウトンは守備の穴になってしまいます。これならばトップ下の山田とポジションを変えてもっとゴールに近い位置でプレーさせるべきではないでしょうか。
セレッソは本当に手堅い。爆発力は無くても地道なサッカーで勝ち点を稼いで再び3位争いに参入。2017年の2冠のチームを上手く拡張して好チームに仕上げて来ました。リーグ3位ならば充分狙えます。
これでフロンターレの優勝は苦しい
2019年 J1リーグ 第22節 名古屋グランパス対川崎フロンターレ(3-0)
この敗戦でフロンターレの三連覇は絶望的になりました。
グランパスはセンターバックに新人の藤井を起用。彼が及第点のプレーをしたのが本当に大きかった。これはまた将来期待のセンターバックが誕生したと言っても良いでしょう。
フロンターレは自滅です。グランパスの先制点はコーナーキックのこぼれ球をシュートしたのをゴールの手前で和泉が軽く触ったものでしたが、この和泉のプレーがオフサイドではないかという疑惑(テレビのリプレイではオフサイドではありませんでした)が最後まで尾を引いてしまいました。
中核選手の大島が怪我明けで先発予定だったのに体調不良でベンチ外になった時から嫌な予感はしていたのですが、ここまで悪くなるとは思いもしませんでした。しかし試合内容が悪いとは言え、試合のラストに大荒れになってしまうのはどうかと思います。これで次節は谷口とジェジエウの両センターバックを出場停止で戦う事になります。
グランパスはとにかくこの試合で長かったトンネル脱出。勝てなかった時期は選手や布陣をちょこちょこ変えて、更に悪くなるという悪循環もこの試合のメンバーが当面のベストという事になり浮上に期待が出来ます。
フロンターレはトンネル突入。怪我人まみれでベスト布陣が定まらない状態でも何とか勝ち点を稼いできましたが、ここに来て大ブレーキ。特に大島・守田の代表コンビが試合に出場出来る状態ではないのが本当に痛い。三連覇をするならば残り12試合で10勝くらいしないといけません。これは相当難しい。
暫定が抜けて
2019年 J1リーグ 第21節 サンフレッチェ広島対コンサドーレ札幌(1-0)
ACLによる順延の試合を水曜日に行い暫定順位ではなくなった今節。
サンフレッチェは中2日。流石にこの暑さの中ではまともなサッカーが出来ません。パスを回して崩すコンサドーレと奪ってショートカウンターに活路を見出すサンフレッチェのせめぎ合いが続きます。
前半のコンサドーレはジェイの高さを活かしてゴールに迫るのですが、2本ポストに当たったのが痛かった。後半にサンフレッチェのゴールが決勝点に。
コンサドーレはみるみる運動量が下がりゴールに向かうシーンが減りましたが、どうも日本代表の鈴木武蔵に元気が無いのが気になります。とはいえ、コンサドーレはこの戦力で一桁順位の時点で素晴らしい。
サンフレッチェは森島というニューヒーローが出て再びACL争いに参入。とにかくチーム全体で如何に若手を育てるのか共有されているのが大きい。チーム作りのお手本の様なクラブです。
夏アニメ2019
2019年の7〜9月の視聴するアニメ・特撮・ラジオです。
夏アニメ2019
・仮面ライダージオウ(継続)
//レジェンドの扱いに差があったのは事実ですが、楽しい一年でした。
・フルーツバスケット1st Season
//これ、本当に原作ラストまでやれるのですかね?
・戦姫絶唱シンフォギアXV
//今回でラスト?結局6期もやるんだろ?
夏ラジオ2019
・堀江由衣の天使のたまご
・A&G TRIBAL RADIO エジソン
・コムチャットカウントダウン
・田村ゆかりの乙女心症候群
・水瀬いのりのMELODY FLAG
//大量に録音が溜まっています。どんどん聴かないと・・・
2019年春アニメ感想(春じゃないけどね)
アニメ どろろ
放送2019/01〜2019/06 全24話評価9.0(10点満点6点が及第点)
今年のベストアニメでしょう。こんなアニメを見る事が出来るからオタクはやめられない。
最終回の急ぎ足の幕引き以外は完璧な出来。最高の半年間でした。
世の中上手くいかない
上手くいかないのよ・・・
安心のリーグ501勝目
2019年 J1リーグ 第19節 ベガルタ仙台対鹿島アントラーズ(0-4)
アントラーズの完勝でした。
アントラーズもベガルタもフォーメーションは4-4-2。守備のブロックの作り方もパスの回し方もそっくりです。今のベガルタの基盤を作った前監督の手倉森氏はアントラーズのコーチをしていたので、当然といえは当然ですが。
ベガルタはミラーゲームに持ち込み、スコアレスの時間を長くして相手が前に出た所の裏を取りたかったのでしょう。ですが、今日はアントラーズのセルジーニョが絶好調過ぎでした。また、アントラーズのCBやボランチから出す対角線上の長いサイドチェンジのパスに上手くマークが付いて行けませんでした。
今日もアントラーズは安定のアントラーズでJ1通算501勝目。怪我人続出、主力のヨーロッパ移籍で選手層が薄くなっているはずなのにこのレベルのサッカー。夏のマーケットの補強次第ではリーグ優勝も手が届く場所にあると思います。
ベガルタはとにかく切り替え。こういった試合は1年の中では必ずあります。その次の試合をどうするのかが重要になります。またこの試合を最後に日本代表のGKシュミットダニエルがヨーロッパ移籍。緊急で代わりの選手を獲得したのですが、切り替えの試合でキーパーチェンジが吉と出るか凶と出るか。一歩間違えると再び残留争いに巻き込まれる可能性があります。
見事なコントロール
2019年 J1リーグ 第18節 鹿島アントラーズ対ジュビロ磐田(2-0)
最下位で監督交代を行ったジュビロ。鈴木新監督には正直アントラーズは厳しい相手だったと思います。
アントラーズはいつもの様に見事なブロックを生成。ジュビロはパスを回せてもなかなか崩しきれずに苦し紛れのシュートしか打てません。というよりもジュビロはロドリゲスの突破しか攻め手がありませんでした。
怪我人に次ぐ怪我人に悩まされるアントラーズ。今日も永木が怪我で交代という状況。しかもここで鈴木・安部・安西の3人が移籍の可能性が高いと、もうチームを維持するのも厳しいにも関わらず彼らを起用せず(安部が交代出場)に勝つという信じられない事をやってしまいます。
今のアントラーズはトップ下の土居が絶好調。もともと能力の高い選手である事は間違いなかったのですが、ここに来て明らかにプレーレベルが上がった印象を受けました。これなら代表に呼ぶべきだと思います。というか呼ばれないとおかしいでしょう。
ジュビロは本当に降格危機です。ここから巻き返すイメージが正直持てません。そこまで悪いサッカーではないのですが、もう少し攻撃時に前の3人にフォローがないと得点はなかなか生まれません。
首位攻防戦
2019年 J1リーグ 第17節 FC東京対横浜マリノス(4-2)
今節でシーズンの半分が終わるJ1リーグ。今日はFC東京と横浜マリノスの暫定ですが、首位攻防戦となりました。
試合はマリノスがボールをキープして攻めてF東がカウンターで返す予想通りの展開に。
試合が動いたのは両チームのミス絡み。15分にF東のディフェンスラインがゴールキックになりそうなルーズなスルーパスを見過ごしたのをマリノスの仲川が拾ってクロスからマルコスの得点。すぐさま17分に普通のシュートをマリノスのGKのキャッチミスでF東の同点ゴール。
結果的にはF東の17分の同点ゴールが無ければ試合はもっと競った試合になったと思います。F東は中央を固めてカウンター。ハイラインのマリノスは綺麗に破られて失点を重ねてしまいました。
FC東京は2連敗だったのですが、この勝利でまずは一安心。しかし、攻め手がディエゴと永井の2トップによるカウンターしか無いのが気になります。
今までは久保建英が変化を加えていたのですが、彼がいなくなった事で再びカウンター一辺倒に。東や高萩といった代表歴もあるパスの名手がいるのですからもう少し変化を付けないと首位のキープは難しいでしょう。
マリノスは4-3-3から4-4-2にシステムを変えてエジガル・ジュニオとマルコス・ジュニオールの2トップのパワーを前面に押し出したサッカーに変えてやりたい事が整理された印象があります。
しかしまだ守備が軽過ぎるですよね。優勝争いは出来ても優勝は難しいと感じてしまいました。
好ゲームでした
J1リーグ 第16節 名古屋グランパス対清水エスパルス(1-2)
優勝争いに参加したいならばここで勝たないといけないグランパスと、残留争いから脱出したいならばここで勝たないといけないエスパルス。
試合は予想通りグランパスがパスを回し、エスパルスがカウンターを仕掛ける展開でしたが、グランパスはエスパルスの守備に大苦戦。
それでもグランパスのパスサッカーにエスパルスの守備は90分持たないだろうと思っていたのてますが、先に足が止まったのはグランパスでした。エスパルスが上手く裏を取って先制点。
後半ロスタイムにお互いがゴールを取り合うという衝撃的な展開で終わった試合でしたが、この試合で目を引いたのはエスパルスの守備でした。
パスの上手いグランパスにサイドをある程度捨てて4バックはペナルティエリアの幅に密集。空いたサイドに展開されてもサイドハーフが下がって対応するため、むやみにスライドしません。
グランパスはどれだけサイドを崩しても中央にスペースが無いためなかなかシュートに行けません。結局崩しても崩しきれないのですよね。しかもエスパルスのカウンターが鋭くてキーパーがランゲラックでなければもっと失点していたでしょう。
グランパスは優勝争いからこれでほぼ脱落。エスパルスは降格争いから抜け出る勝利。というよりエスパルスはこれだけいいサッカーしているのならば降格するわけがないのですが。